戦争の名言

日本の海軍軍人。第26、27代連合艦隊司令長官。海軍兵学校32期生。最終階級は元...-ウィキペディア

韓国旅客船事故の際の船長の行動を見るにつけ、日本の艦船の乗り組み将兵・船員たちが、平時戦時にかかわらず、数多く船に立ちつくし、命を共にしたことに対し、尊崇の念を表したい。彼らの崇高な魂の前に頭をたれ、あらためて永遠の平安を祈る者である。 - 日本殉教者・殉国者記念会 2014-04-24 10:30:51 UTC

戦争

ひむがしの神のみ山の立山に靜かに照らふおぼろ月かも

荒魂(あらたま)の岩を削りし御劔(みつるぎ)の月かげ映ゆる其の姿はも

菊水の永久(とは)の流れを思ひつゝたゞに畏(かしこく)くをろがみにけり

大いなる悲しみに耐え國の子は神のまにまに生きむとぞ思ふ

大命(おほみこと)今ぞ下れりたぎちくる我が胸の血はゆるぎ止まずも

海の子の雄々しく踏みて來にし道君立ちつくし神上りましぬ

かへり來ぬ空の愛子(まなご)の幾人かけふも敵艦に体当たりせし

大海原見渡すきはみ影もなし昨日ひと日に仇を拂ひて

指折りてうち數ふれば亡き友のかぞへ難くもなりにけるかな

天皇(すめろぎ)のみ楯とちかふま心はとどめおかまし命死ぬとも

益良雄のゆくとふ道をゆききはめわが若人らつひにかへらず

いにしへの防人(さきもり)たちのゆきしてふ道を尋ねてわれは征でゆく

母上の御手の霜焼いかならんと見上る空に春の動けり

神風や嵐を超えて靖國の神苑(かんぞの)に咲く白菊の花

國乱るやつこ斬らむと祈りしが誠足らずて捕はれにけり

國の為征く身なりとは知りながら故郷にて祈る父母ぞ恋しき

寝つかれぬ侭に幕舎をうちいでて仰ぐ今宵の月ぞ清(きや)けき

冷え冷えと渡る夜風に夢覚めて寝られぬままに思ふ故郷

年超せば七十六になると言ふ祖母が便りに涙落ちたり

今年又君が御爲と祖母の為心盡せとたゞ祈るかな

大君の御楯とたえず思ふ身は名をも命も惜しまざらなむ

くにを負ひてい向ふきはみ千万のいくさなれどもい上げはせじ

さき匂ふ花の中にもひときはにかをりぞたかき花の益良雄(ますらを)

比ひなき勲をたてし若人は永久(とは)にかへらずわが胸痛む

かねてより思ひ定めし道なれど火の艦橋に君登りゆく