作家の名言

いまある自分というものは、必然のよってきたる結果なのであって、「なるようにしかならなかった」から「なるようになった」姿なわけです。その必然の帰結である自分の姿に、「失敗」というものさしを持ち込んでも意味のないことです。

中島らも作家

失敗って、じゃあ、一体全体、どうなりたかったんですか？自分が取るに足りない人間だと認められないならば、自分を過大評価していて、幼いんだろうね。
- 銘無き石碑 2018-08-20 20:08:01 UTC

ひとはいくつもの壁を乗り越えて、大人になる。きつい壁を乗り越えた時、自分の人生を失敗だなんて到底思えなくなる。つまり、きつい壁からにげて、乗り越えた経験がない若造の感傷というところだろう。恐れて逃げてばかりだから失敗なんだよ。逃げるのをやめたら、そして、壁を乗り越えたら、幸福になれる。 - 銘無き石碑 2018-08-20 20:20:08 UTC

コ●ナにかからず、生きてるだけで丸儲け - 銘無き石碑 2022-01-23 15:23:52 UTC

作家

しかし俺の精神の形態はこんなにも美しい

陰の作家はヒーローは書かない。書きたいと思わない。

川端さんが非常な意識家であることは間違いない。意識家がどうして陰にならなければならないのか、それがぼくの根本問題です。

私はペンとインクに駆り立てられるガレー船の奴隷だ。

作家は人間の魂のエンジニアである。

書くことは、声を彩ることだ。

われわれは失敗から学んできた。成功からではない！

人生は思索する者にとっては喜劇であり、感情的な者にとっては悲劇である。

つくづく考えてみるに、無能の国主、無能の家老、無能の領主とは乱世にあっては悪人だな。

堅い殻を噛み割らなくては、胡桃の滋味は味わえない

苦痛は快楽である。

虚構をつくってまで、なにを守ろうとしていたのですかね

I am in blood stepp'd in so far that, should I wade no more,
Returning were as tedious as go o'er.
血の流れにここまで深入りした以上、
もう後戻りなどできぬ、
あくまで渡りきるしかないのだ。

この世には、不思議なことなど何もないのだよ、関口君。

自己に対するなんという無礼だ。その決心をしたより
今の自分のほうが利口だとどうして思うのか。

すべての人間は、オーストリヤ人である前に、セルビヤ人である前に、
トルコ人である前に、中国人である前に、まず人間でなければならない。

不幸せの原因は、他の誰かの身勝手ではなく、
自分自身の身勝手である。

私たちが受け取ることの出来るものは、
私たちが欲しがるものではなく、
私たちが受け取るにふさわしいものなのです。

物事を利害で考えてゆこうという頭のはたらきは、じつに複雑な思慮や分析力を必要とするが、正邪のほうは判断も簡単で済み、しかもそれがことばであらわされるとき、短剣のような鋭さで相手に訴える。