金を貯めようと思ったら、使わないことだよ。
あんたは葬式があれば1万、結婚式があれば2万と出すだろ?
そんなもん出していたら金は残らない。
100万あったって、使えば残らない。
10万しかなくても、使わなきゃなくならない。
あんた今、ポタポタ落ちてくる水の下にコップを置いて水ためている
とするね?
あんたのどが渇いたからといって半分しかないのに飲んじゃうだろ?
これ最低だね。
 
なみなみいっぱいになるのを待って・・・それでも飲んじゃだめだよ。
いっぱいになって、溢れて、ふちから垂れてくるやつ。
これを舐めてがまんするんだ。

今は亡き伊丹十三監督の社会派映画シリーズの代表作、
マルサの女の1シーン。
「どうしたら金持ちになれるのか」というやり手の女税務調査官、板倉(宮本信子)の質問に
巨額脱税者でラブホテルの経営者、権藤(山崎努)が【金持ちになる秘訣】を語る場面。
このセリフの直後に隠し金庫が見つかってしまうのですが。。。
脱税者、権藤 映画「マルサの女」


寄せられたコメント(18)

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    貧乏でもいいや。君がいるなら。 - 銘無き石碑

    さよなら - 銘無き石碑

    君の性格が悪いのは治らなかったなあ。筋金入りなんだね。まあいいか。 - 銘無き石碑

    広告

    金にしか価値を見いだせない。心貧しき性根かな。 - 銘無き石碑

    「マルサの女」権藤さんの名言ですよね。私は学生時代に この映画と出会い今では感謝しています。 - ピロシキ

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