女は自分の中に子宮を持っている、
自分で自分をはらむことは出来ないけれど、
感覚として、自分を包み込むことは難しくない。
だから女は一人でも生きてゆける。
だが男の人は可哀想だ。
彼らはみんな、母狐に追っ払われら孤児なのだ。
「愛する言葉」より。
イースト・プレス出版。「愛する言葉」(amazon.co.jp)
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岡本敏子