知恵と学識を増大しようとする欲望こそ、人間堕落の第一歩であった。この道によって人間は永遠の苛責へと陥った

「随想録」より
ミシェル・ド・モンテーニュ

ミシェル・ド・モンテーニュ 94

1533年2月28日 - 1592年9月13日
16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者。現実の人間を洞察し人間の生き方を探求して綴り続けた主著『エセー』は、フランスのみならず、各国に影響を与えた。...-ウィキペディア


寄せられたコメント(2)


    学歴と教養が結び付かないのは、文明の悲劇といえる。 - 銘無き石碑

    知恵と学識の増大によって今の文明が築かれた。 日本では水道から飲める水がでるし、夜中歩いてもわりと安全。 こんな世の中、歴史上なかったし、それは知恵と学識の増大によって享受できたものではないのでしょうか? 良い悪いというより、「文明の発達した状態」=「人間の動きが少なくなった状態」=「堕落した状態」ということでしょうか? ミシェルド・モンテーニュは何を思いこの言葉を発したのか気になります。 - 銘無き石碑

コメント戴ける場合はこちらから