金利貸、銀行、華族、大金持は、嘘のような金を貸しておけば、
荒地は肥えた黒猫の毛並みのような豊饒な土地になって、間違いなく
自分のものになって返ってきたのである

「蟹工船」より
小林多喜二

小林多喜二 3

大正昭和時代のプロレタリア作家


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