Like madness is the glory of this life.

人生の栄光など、狂気のようなものさ。

(『アセンズのタイモン』第一幕第二場)裕福でお人よしの貴族タイモン。彼の館で毎日のように催される宴会に、御馳走とお金目当てに集まる俗物たち。彼らの心の醜さなど知る由もないタイモン。日頃誰にでも親切に施しをすれば、「もし私が困ったとき、彼らは助けてくれる」御目出度くも信じています。現実の醜さを知り尽くした皮肉屋の貴族アぺマンタスは、タイモンの度が過ぎる親切ぶりを嘲り、宴会で歌い騒ぐ偽善者たちの狂態にあきれて上記の台詞を口にします。追従屋たちの「笑顔」ほど信用できないものはない。やがてタイモンはそれを身をもって知ることになります。
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栄光 (33)

ウィリアム・シェイクスピア 名言数 519

1564年4月26日 - 1616年4月23日
イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼ののこした膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている...-ウィキペディア

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