既成事実への屈伏とは何か。既に現実が形成せられたということがそれを結局において是認する根拠となることである…。既にきまった政策には従わざるをえなかった、或は既に開始された戦争は支持せざるをえなかった云々という論拠である。

丸山眞男著『超国家主義の論理と心理』(岩波文庫版169頁)
丸山眞男

丸山眞男 4

1914年3月22日 - 1996年8月15日
日本の政治学者、思想史家。東京大学名誉教授、日本学士院会員。専攻は日本政治思想史。新字体で丸山真男とも表記される。 丸山の学問は「丸山政治学」「丸山思想史学」と呼ばれ、経済史学者・大塚久雄の「大塚史学」と並び称された。…-ウィキペディア


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