文化的な事柄を根拠にして要求が正当化される場合がしばしばある。
雇い主だから、私は女性だから、お前の母親だから、……といった場合である。
しかし、要求にもっともらしさと正当性を与えるために使われるこれらの理由は、
そのどれ一つとして、実際に人に何かを要求する資格を与えるものではない。
そこで彼らは、これらの理由の重要性を過度に強調しなければならない。

カレン・ホーナイ

カレン・ホーナイ 2

(1885~1952) 精神科医。 ドイツ生まれだが研究の本拠地はアメリカ。


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