「人間、後悔してる時が一番幸せだからさ」

「いやなんでもかんでも当てはまんないけどさ、どうしようもない後悔もあるじゃん。けどたとえば自分のせいで人を傷つけちまった、とかって類はさー、結構酔ってる時があるからさ」
「酔ってる…」
「だってよ、他人の人生に影響を及ぼしたって考えるのは本来気持ちいいことなんだぜ?しかもぐるぐる落ち込んでる間は前に進まなくていいしよ。自分中心でいるのは気持ちよくて幸せじゃん、結局。なかなか自分では気がつかねーんだけどな…。だってよ、ほんとにしんどいのは、自分のケツ叩いて歩き出さなきゃなんねー時じゃん」
麻井蝉丸

麻井蝉丸 16

18歳。静岡県浜松市出身。水商売の母親と子供一人という母子家庭に育つ。口の悪いわがままな不良少年だが、面倒見はいい。不良に育ったのは複雑な家庭環境とかつて自分自身がいじめられていた過去によるものである。虫と犬が苦手。ナツが気になるようで、何かと彼女に絡むことが多い。頭が悪く基本的に行き当たりばったりな行動をとるが、いざというときの機転と勘の鋭さは夏Aの涼にも認められる程である。チームのムードメーカー的存在であり、繁華街で様々な人種を見てきたために人に対する洞察力は鋭い。


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