花…そこはどんな世界だ。一日でも長く生きろ。父が願うのはそれだけだ。 要!花がもしここと同じような目に遭ったら、おまえの手で片をつけてくれ。 安居…涼!間違わずに生きろ。頑張れよ。
「貴士くん、君は我々のために働いてたんじゃないのかっ」
「いいえ。僕はこの国の未来のために、未来に残る種子たちのために働いてきました」
美帆、狭き門で待っててくれ。
田村由美 (144) 7SEEDS (104) |