この世界に来たことは不幸だと思った。自分たちだけひどい目に遭わされたと。でもシェルターに入っても地上に残されても、きっと同じだった。その中で人は生きた。マークたちのように。人だけじゃない。きっと地上でも、生きものすべてが最後の最後まで全力で生きた。助け合いながら、暖め合いながら、愛する人たちを抱きしめながら、きっと。そして今、あたしたちだけが生きている。春のみんなに会いに行こう。そしてもう離れないようにしよう。
田村由美 (144) 7SEEDS (104) |
末黒野花 名言数 11
春のチーム編の主人公。17歳。東京都世田谷区出身。勝気な性格で行動力のある少女。幼い頃から父親にサバイバル知識を教わっており、ナイフの扱いや昆虫にも慣れている。特技はフリークライミング。父親の貴士のことは公務員としての表の顔しか知らなかった。後に7SEEDSプロジェクトの責任者であることを知り複雑な想いを抱くも親愛の情は揺らいでいない。「夏のBチーム」の青田嵐とは恋人同士であり彼との再会が生きる希望となっている。ハルと新巻から好意を寄せられており、自身も新巻に憧れ以上の感情を覚えることがある。 感染の恐れがある毒に侵されたことにより新巻、ハルと共に春チームを離れる。その後、秋チームと合流し竜宮シェルターの跡地で貴士の生前の情報を得る。そして、夏Aチームと合流するも安居と対立し、洞窟の激流に呑まれ消息不明となる。一時期記憶消失になっていたものの回復し、藤子とちさと合流。
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