Canst thou not minister to a mind diseas'd,
Pluck from the memory a rooted sorrow,
Raze out the written troubles of the brain,
And with some sweet oblivious antidote
Cleanse the stuff'd bosom of that perilous stuff
Which weighs upon the heart?
心の病を医師は治すことができぬのか、
根深い悲しみを記憶から引き抜けぬのか、
脳に書き込まれた混乱を消すことはできぬのか、
甘い忘れ薬で胸に重くのしかかる苦しみを取り除き、
心の内を晴ればれとさせることはできぬのか?
罪の意識に苦しみ、狂気の世界に落ちたマクベス夫人。
彼女を治すことはできないのか、と侍医に詰め寄るマクベス。
「良心の呵責」は医者でも癒せない。
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