どういう目の使い方をすればいいかというと、それは、
「中流の中以下の人が、どういうふうになってるかな、どう考えてるかな」
ということだと思います。
それが、その「とき」を本格的に観察し、解明する場合に、
機能的にいちばんいいと考えています。
人事問題から、経済問題まで、すべてがそうです。
真ん中を「含んだ下」です。
「“中”以下の人がこれからどうなっていくか」を、
ひとつ、主眼にして、
生きてる今を考え、
それを広げて自分のやってることに関連づけるんです。
そこになんだか、ほんとうのことが隠れているような気がするんです。
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