私の中に私を見てる枝雀がいて、
これが私になかなかオーケーを出してくれなかったんです。
それがこのごろはだいぶオーケーに近づいてきた。
見ててください。もうじき自分の落語を完成させます。

桂枝雀は、落語の可能性を追求していた。
特に晩年は新しい会に若手以上に意欲を燃やし、
上記の言葉と、
「一分でも笑いがとぎれると我慢ができない」
といった。
ところが97年1月頃、
桂小米時代よりも重い鬱にかかり、
99年3月13日夜、
突然自殺をはかり、窒息状態で病院に運び込まれ、
4月19日午前3時2分、
心不全で死去した。
昏睡の間、
不調の時の暗い顔ではなく、
規則正しい寝息を立て、
すべてを満足しきったような穏やかな顔をしていたという。
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桂枝雀 名言数 11

1939年8月13日 - 1999年4月19日
桂 枝雀(かつら しじゃく)は上方落語の名跡。2代目の死後は空き名跡となっている。 なお、以下の各代以外にも、昭和10年代の寄席ビラに枝雀の名が確認できる。色物だったとされているが詳細は不明。 本項を参照。 3代目桂米朝門下。前名は10代目桂小米。本名: 前田達。59歳没。...-ウィキペディア

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