4世紀とは要するに、東(アジア)も西(ヨーロッパ)も社会が興奮し激動の渦を生みだしていた時代なのだ。
この4世紀に鮮卑は中国中原どころかチベットまで移動する。同じ頃ヨーロッパで起きたゲルマン人の大移動に匹敵する大移動である。
4世紀のアジアの大激動が日本にまで及んだとき、突然の巨大古墳の時代が訪れたのであった。だから言うまでもなく、日本もアジアとヨーロッパの大きな運動に繋がっている。すると、
そもそも飛鳥の音が、アスカ(パルティア)やスキタイ(エシュク)あるいはアシュケナージとつながることも不思議ではなくなるだろう。
※アシュケナージ・ユダヤ人=ユダヤ人の9割を占め、旧約聖書の「セム」とは別系統でカザール帝国(7C~10C頃コーカサス周辺)から移住したチュルク(トルコ)系の人々等とも言われる。