心情的にも特別な車だ
惹かれる
やっぱり32Rはいいナ
心情的にも特別な車だ
惹かれる
だが実戦ではやはり33Rだ
新しい34Rが出た今でも
ワケしり顔がこざかしい理屈で33Rを評価する
32Rより伸びたホイールベース
大きくなったボディ
ピュアに走りを追求していないと
「わらわせるぜ 何も見えてないくせに」
その時
その領域を共にした者だけが
33R
この本質を知るんだ
大きくなったボディや伸びたホイールベースは
たしかにコーナーでのダルさや車との一体感を欠く
だがそれは低荷重でのハナシだ
大きなボディは空力を優先し200km/hからキク
長いホイールベースは超高速域で急激な変化を押さえ込み
信じられない一体感安定感を出す
結果恐ろしい速さで
右に左に舞える
そしていちばん大事なコト
33Rは真っすぐ走ろうとするんだ
その領域を知らない者達はカルく言う
最高速なんて真っすぐでしょ
ただアクセルベタ踏みでしょ
車はまっすぐ走らない
その領域で真っすぐ走る車は
世界中ドコにもないんだ
そして公道300km/hを出すというコトは
必然的に250km/h級のコーナーリングを
繰り返していくコトなんだ
湾岸ミッドナイト (6) |