実際討つべきを討たず、うたいでいいものを討ってしまった。

実際弱いのにはこりた、今度は強い強い人に生まれてこよう。
実際僕も不幸な人生だった。今度は幸福に生まれてこよう。

津山30人殺しを決行したのち、近くの民家により、紙と鉛筆を要求、民家の子供に、偉くなれよ、と優しい笑顔で声をかけ山へと逃亡。
懐中電灯、鉢巻き、日本刀一振り、匕首2口、自転車用ナショナルランプ、地下足袋を傍らに置き自らの命を絶った。
都井睦雄

都井睦雄 1

1917年、(大正6年)3月5日、岡山県苫田郡加茂村大字倉見に生まれた。 幼少期から成績は優秀だったものの、体が弱く、1937年結核を発症。 村の人から敬遠され、津山30人殺しを断行してしまう。


寄せられたコメント(0)

コメントはまだありません...

コメント戴ける場合はこちらから