意識なんて、金槌で頭を殴れば、すぐになくなる程度のものである。
そうでなくとも、ふつうの人は一日一回、定期的に意識がなくなる。
講演で意識の話をしていると、聴衆の何分の一かは、すでに意識を喪失している。
それがなんで高級か。

AERA Mook 28『頭脳学のみかた。』(朝日新聞社,1997)P6
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(26) 「学問がわかる。」シリーズ (816)

養老孟司 名言数 4

生 1937年11月11日
解剖学者。東京大学名誉教授。実母は小児科医。

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