人間は年を取る。自分自身のうちに、年を取るにつれて現れる、
あの衰弱、無気力、不快などの抜き差しならぬ感じを覚えるようになる。
そして、このように感じて、自分がただ加減が悪いのだと想像し、
この苦しい状態は何か特別な原因によるものだと考えて自らの恐怖を鎮め、
病気か何かのようにその状態から‥
(中略)
‥これは馬鹿げた想像だ!
この病気は老齢にほかならない。そしてこれは恐ろしい病気なのだ。
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