差別をなくす唯一の道は、禁句や差別用語を使わないことではなく、
面と向って堂々と言い合うことではないか
(中略)
おたがいに馬鹿ではない。
口には出さなくても胸のうちでは思っていれば、誰にだってわかる。
そのほうが性質の悪い、そしてほんとうの意味の差別ではないだろうか。
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