「いま〈寛容〉の時代がやってきた」
歴史というものはほんとうはないと思う。
歴史はフィクションなんだと考えたほうがいいという風に考えてるんです。
後年の人たちが再構築して、ありのまま構築できるっていうふうに考えてるんです。
(中略)
歴史は物語なんだと思ったほうが正しい。
塩野七生 五木寛之『おとな二人の午後』(角川書店,2003)212p
五木寛之