予言者、すなわち先覚者は、つねに故国に容れられず、
また同時代人からも迫害を受ける。
大人物もつねにそうだ。かれが人々から尊敬され、礼賛されるときは、
かならず死んでいるか、沈黙しているか、
それとも眼前にいないかである。
『魯迅評論集』(竹内好編訳・岩波文庫版21頁)
魯迅