私は「戦後」というものは一寸(ちょっと)やそっとで消失するものだとは思わない。
我々が現在高らかに唱えている新憲法もデモクラシーも、我々のほんとの、自分のものになっているとは思わない。
それが本当に心の底から自分のものになった時においてはじめて「戦後」は終わったと自己満足してもよかろう。

白洲次郎


寄せられたコメント(0)

コメントはまだありません...

コメント戴ける場合はこちらから