人間の弱さというか、うぬぼれというか、安易感というか、つづけて三度も調子よくいったなら、どうしても自己を過信する。
自分は大したものだと思うようになる。そして、世間を甘くみる。そこから、取り返しのつかない過失を生み出してしまうのである。
三度に一度は失敗するが、そこから新たな自己反省を得て、二度は成功する。それがくりかえされて、次第次第に向上する。
それが本当の成功の連続というものではなかろうか。

何ごとにおいても、三べんつづけて成功したら、それはまことに危険である。

松下幸之助『続 道をひらく』(PHP研究所,1978)246p
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松下幸之助 名言数 223

1894年11月27日 - 1989年4月27日
日本の実業家、発明家、著述家。 パナソニック(旧社名:松下電気器具製作所、松下電器製作所、松下電器産業)を一代で築き上げた経営者である。異名は経営の神様。 自分と同じく丁稚から身を起こした思想家の石田梅岩に倣い、PHP研究所を設立して倫理教育に乗り出す一方、晩年は松下政経塾を立ち上げ政治家の育成にも意を注いだ...-ウィキペディア

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寄せられたコメント


ご指摘ありがとうございます。
説明文を追加しておきました。 - 銘無き石碑

こういう曖昧な名言に説明をされないと理解しない人は、たとえ説明を読んで理解しても実践できない人だ。
説明文は不要だと私は思います。 - 銘無き石碑

ご意見ありがとうございます。
一応、このままの状態にさせていただきます。 - 銘無き石碑

今は解らなくても、いつか解る日が来る。
その時の手助けにするために、解りやすく載せてもいいじゃあないですか。
アレがダメだこれがダメだと切り捨てる事が、今の日本に必要な事でしょうか。 - 月読尊

3回成功すれば当然4回目の成功を期待する。4回成功すれば5回目も成功すると思うだろう。その間に投資金額は倍々ゲームで増えていく。しかし、いずれは失敗する。倍々ゲームで投資を増やしていたら4回目程度以降に失敗したときには今までの利益はすべて吹っ飛んで初期投資の8倍という莫大な借金を背負うことになる。しかし、失敗と成功を繰り返すなら、あるとき莫大な借金を背負うというリスクも減る。(体力がついてから失敗できるということだ。)
そういうことではないだろうか? - 多分こうだろう

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