守るという行為には、かくて必ず危険がつきまとい、自己を守るのにすら自己放棄が必須になる。 平和を守るにはつねに暴力の用意が必要であり、守る対象と守る行為との間には、永遠のパラドックスが存在するのである。 三島由紀夫 危険 (21) パラドックス (2) 防衛 (5) 守り (2) 守備 (2) 文化防衛論 (37) 三島由紀夫 77 1925年1月14日 - 1970年11月25日日本の小説家・劇作家・随筆家・評論家・政治活動家・皇国主義者。血液型はA型。戦後の日本文学界を代表する作家の一人であると同時に、ノーベル文学賞候補になるなど、日本語の枠を超え、海外においても広く認められた作家である。『Esquire』誌の「世界の百人...-ウィキペディア