重要なことを決定するときに、大多数というスカートの影に隠れることができるのは、なんと幸福なことだろう。
決定的行動に大して勇気を奮い起こすことができず、決断に向かって奮起するよりは、屈辱的な名誉毀損を甘んじて受けるようになる。
仮借なき決意を遂行するために自己の身体と頭脳を投げ出す覚悟ができているものが、もはやいないからである。
※ 「スカートの影」は、母親の足元にいる幼児のイメージ
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