酒と女におぼれるような者は、人間のクズであろう。
そんな者と比べてまだマシだと喜んでいるような者は
自分の愚かさをただ世間に公表しているだけだ。
この怪物に比較して満足する者は、これを譬えば双眼を具するをもって得意となし、盲人に向かいて誇るがごとし。
いたずらに愚を表するに足るのみ。
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