哲学の議論において宗教や道徳への危険な帰結を口実として何かしらの仮説を論駁しようとすることより以上に普通であり、かくも非難されるべき推論の方法はない。何かしらの意見が不合理へと我々を導く時、それは確実に間違っている。しかし危険な帰結のために、その意見が間違っているということは確実ではない。
『人間本性論』より
デイヴィッド・ヒューム
デイヴィッド・ヒューム 10
1711年5月7日 - 1776年8月25日
スコットランド・エディンバラ出身の哲学者である。ジョン・ロック、ジョージ・バークリーらに続き英語圏の経験論を代表する哲学者であり、歴史学者、政治哲学者でもある。生涯独身を通し子供もいなかった。...-ウィキペディア