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一度おとろえはじめたならば
もう恋の天下はおしまいだ
仲好く別れたまえ、さよなら、といって。

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沈みゆく日のわびしさに
涙するとき、その胸に愛をみたす

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恋がしかけた穽を避けよ
さなくば恋の業火にかこまれ
胸は焼け、望みはただ灰となる。

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ひらききわまり、さきがけてかがやく花こそ
さきがけて地に落ちる

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なお世にあるもののうち、もっとも美しいものを
かち得たとしても、空しさはまさるばかり
ただ君の想い出をしのぶことのみがのこる。

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しかし、歌の泉は、この胸であったのですが
その湧きでる感情もいまは枯れました。

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何々党の首領と同じく
恋の生涯は活動のみ

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おまえを取りかこむ輝きのうちで、
彼女の眼の光こそ最高のものだった

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滅び去った過去の残骸のなかから
これだけのことを、私は思いおこす

君の性格がショボいから、誰も君を引き上げてくれないんだよ。だから、出世出来ないんだよ。 - 銘無き石碑 2022-06-04 20:57:52 UTC

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過去は私に教えた、私がもっとも愛したものは
何よりも愛するに価したものであったのだと。

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わが恋の鳥よ、うるわしの伴よ
君は変りはて、憎しみを知ったのであろうか。

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君の心よ、なおも、わがうえにとどまって
告げよ、何に闘いを挑み、何を忍ぶべきかと。

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君のやさしい一つの言葉は
世の猛りたつ非難よりも多くのものを含む。

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おお、君よ、この涙こそ貴くも
泣くことも忘れたもののうえにそそぐ

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呻くべきときに、われらは狂おしく微笑む
迷いこそ、われらをあざむくもの

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こころの澄んだ束の間にだけ
自然の掟の、悲しいことを思いおこす。

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空は変った、なんといううつり変り！
おお友よ、嵐よ、闇よ、あやしいまで強く

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力にみちながらも美わしいものよ
女の黒い瞳のなかの光にもたとえようか。

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しかし、死せるごとく冷却しながらも
寒気に病みながらも、わが心は感じつづける。

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惑いはやぶれ、恋はおわった
人の世の、うつろいやすい病なのだ。

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考えてもみたまえ、ラウラがペトラルカの妻だったら
彼は一生のあいだ、歌を書いたりしたろうか。

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しかし、人の世の悩みにわずらうことが
もはや君のことでなくなったとき

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父母のほかに、頼るものはありません
ただ君と、高きにいます神のほかには。

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最良の予言者は過去なり

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人間よ。汝、微笑と涙との間の振子よ。