チンギスハーン(横山光輝) 8

1991年04月-1992年02月 単行本(書き下ろし) モンゴル高原を統一、中国を攻め落とし、 ユーラシア大陸に大モンゴル帝国を築いた騎馬民族は、 ついに世界制覇へと動き出す。 世界三大征服者のひとりにも数えられるほど、 世界中を震撼させた騎馬民族達を描いた作品。

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「冒頭」
口伝の始まり

上天より命ありて 生まれたる蒼き狼ありき
その妻なる なま白き牝鹿ありき
大いなる湖を渡りて来ぬ――

横山光輝『チンギスハーン 1 親子狼の巻』(秋田書店,1998)4p
「第1章 テムジン誕生」
モンゴル族の襲来を受けて、メルキト族の若者チレドウは 妻(ホエルン)を置いて逃げた
関連名言 チンギスハーン 今日より‥(sekihi.net)

あなたが死ねば わたしの運命が変わるとでも言うのですか‥

横山光輝『チンギスハーン 1 親子狼の巻』(秋田書店,1998)12p
「第1章 テムジン誕生」
エスゲイは(メルキト族から)奪った女 ホエルンを第一夫人とした
ホエルンは、チンギスハーンの母。
関連名言 チンギスハーン あなたが‥(sekihi.net)

今日より おまえをわしの妻とする

横山光輝『チンギスハーン 1 親子狼の巻』(秋田書店,1998)14p
「第7章 新しい門出」
ホエルン
テムジン(チンギスハーン)がベクテルを殺したことを受けて

おまえは数少ない味方を殺してしまったのが わからぬのですか
自分の影しか友がいず 馬の尾しか鞭がないということがわからぬのですか

横山光輝『チンギスハーン 1 親子狼の巻』(秋田書店,1998)122p
「第4章 台頭の兆」
テムジン(チンギスハーン)

報いられる所に人材は集まる

横山光輝『チンギスハーン 2 咆哮の巻』(秋田書店,1998)131p
「第5章 離反」
ゴルチ(占い師)

ヒッヒッヒ 色気は死ぬまであるものよ

横山光輝『チンギスハーン 2 咆哮の巻』(秋田書店,1998)173p
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「第6章 新頭領」

指導者というものは年ではござらぬ その能力があるかどうかでござる

横山光輝『チンギスハーン 2 咆哮の巻』(秋田書店,1998)190p
「解説」
藤 水名子

他国の歴史の中に、よく似たタイプの英雄を見つけることは難しい。
チンギス・ハーンという人物は、あらゆる意味で、モンゴルそのものなのである。

横山光輝『チンギスハーン 3 群狼の巻』(秋田書店,1998)275p