こちらが女であることなど意識していない、
そんな風でいい。
ふと見返った視線のたゆたいに、
あるいはにこっと笑った顔が思いかけず子供っぽく、
女がゾクッとする説はいろいろだ。
そこはかとなく漂う、”男”という存在そのもの、
女にとっては危険な、匂い。
「愛する言葉」より。
イースト・プレス出版。「愛する言葉」(amazon.co.jp)
イースト・プレス出版。「愛する言葉」(amazon.co.jp)