「痛快!」シリーズ

 論語は宇宙一の書とされる。その因としてこの言葉が論語にあることが貴重だと思う。即ち、多の歴史的書物にないところの真理がこの言葉に含められている。もちろん、一般に言われているところの「朝、道を聞いたら、その日の夕方に死んでも、本望である。」というのではない。
 
この言葉は『ひとの人生には、「可」と「不可」があることを表し、人の人生が「可」となるためには、唯一、道を人から教わる必要がある』ということを意味している。人から教わる道とは何か?私は「大自然」にかかわるものだと思うが、説明は出来ない。また自分でつかみきろうとしてもできないものである。どうか「可」となるように努力し、人に教えられる「縁」を求めてほしい。
鉄のわらじを踏み破れども明師に合いがたし。(弘法大師) - warau1943
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日本の敗れたるはよし 農地の改革さられたるはよし 社会主義的改革も行われるがよし
(中略)
されど、ただ一つ、ただ一つ いかなる強制、いかなる弾圧、いかなる脅迫ありとても
陛下は人間(ひと)なりと仰せらるべからざりし

三島由紀夫『英霊の声』(河出書房新社)
小室直樹『痛快!憲法学』(amazon.co.jp)(集英社インターナショナル,2001)270p
三島由紀夫 名言数 77

日本の小説家・劇作家・随筆家・評論家・政治活動家・皇国主義者。血液型はA型。戦後...-ウィキペディア

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