佐々木收
あたしの身体(からだ) 蝉の抜け殻でした
MOON CHILD「冬の虫」より
くるおしくて しにたいほど きれい
MOON CHILD「冬の虫」より
抱けない 今は イケない
MOON CHILD「3秒だけ待つ」より
君がささやく言葉はどんな辞書にも載ってない
MOON CHILD「サン サン サン」より
「選ばれて生まれてきたんだ僕は」
とてもそんなふうには思えない日常さ
MOON CHILD「サン サン サン」より
君のエスプレッソで満たされた僕は
みんなにうしろゆび さされちゃっても
ごきげんさ
MOON CHILD「サン サン サン」より
かつて君が愛したもの
洗いざらしのシーツの匂いの世界
MOON CHILD「太陽とシーツ」より
試合に負けてしょげかえるボクサーみたいな顔は
もう君にこんりんざい見せたりしない
MOON CHILD「夏草の想い」より
心がきしむくらいに 温もり欲しがってるのは何故
MOON CHILD「微熱」より
今 崩れてゆく自制心
MOON CHILD「微熱」より
「タクシードライバー」のデ・ニーロみたいな生き方って嫌だよ
MOON CHILD「フリスビー」より
右へならえの勝ち抜き選手権さ TVが謳うロック
MOON CHILD「ポータブルロック」より
ボルト・ナットの関係なのさ 名誉欲とロック
MOON CHILD「ポータブルロック」より
プライドが僕の専制君主さ
ぶっ壊したい
MOON CHILD「ポータブルロック」より
妄想趣味が生業なのさ
MOON CHILD「ポータブルロック」より
ときどき僕等の足並みは 世界をはみだしてしまう
ひとりぼっちもたまにはいいね
MOON CHILD「マリーのコーヒーカップ」より
なにか手に入れるたび 涙が少しこぼれただけさ
MOON CHILD「ミスター・スプラッシュマン」より
加速してゆく絶望のブルース
MOON CHILD「ミスター・スプラッシュマン」より
あやとりでもしようか
SCRIPT「いじわる」より
生きることがつらいなんて軽がるしく口にしてはいけない
Ricken's「ラストナンバー」より
正義という名のもとに
僕ら 流したくない血を流している
Ricken's「Dear my friends」より
この街に暮らして初めての友達をなくしてしまった
Ricken's「Message」より
いつから僕らは「日常」って言葉の奴隷になったの
Ricken's「permanent vacation」より
君に話したいことなんてそりゃ腐るほどあるけれど
どれ一つまともに通じやしないのさ
「他人」は所詮「他人」なのかな
Ricken's「permanent vacation」より
コンビニ店員の笑顔(スマイル)につられて笑っちゃうほど
イカレテル気分なんだ
恋はなんてワンダフル
Ricken's「グラフィティ」より