0 コメント数 シェア 「タンポポ空を行く」タンポポ親子の会話 そうよ、ママも風にのってとんできたのよ。どこから? ママのママって、どこに生えていたの?遠い、遠い‥‥‥‥‥‥‥、山おくの駅のそば‥。ある晴れた日、大ぜいの兄弟たちといっしょにとびたったの。こわくなかった?ううん、ちっとも。はじめて見る広い世界が、楽しみだったわ。つかれると列車の屋根におりて‥‥‥、ゴトゴトゆられながら昼寝したの。夜になるとちょっぴりさびしくなって泣いたけど、お月さまがなぐさめてくれたっけ。高くのぼって海を見たこともあるわ。青くて広くてとってもきれいだったわよ。やがて、この町について‥‥‥、のび太さんのお部屋へとびこんだの。ママ、旅をしてよかったと思う?もちろんよ。おかげできれいな花をさかせて、ぼうやたちも生まれたんですもの。ねむくなっちゃった。じゃあね、歌を歌ってあげますからねんねしなさい。 藤子・F・不二雄『ドラえもん 第18巻』(小学館,1979)187p ドラえもん 名言数 143 藤子・F・不二雄による日本のSF生活ギャグ漫画である。1969年から主に児童向け...-ウィキペディア 5 タグ
0 コメント数 シェア 「のび太の恐竜」 近ごそきみは ぼくにたよりすぎるくせがついていた。そんなことじゃ、いつまでたっても独立心が育たない。自分の頭で考え、自分の力できりぬけてほしい!ぼくはあくまで、かげから見守っていてあげるからね。 藤子・F・不二雄『ドラえもん 第10巻』(小学館,1976)170p ドラえもん 名言数 143 藤子・F・不二雄による日本のSF生活ギャグ漫画である。1969年から主に児童向け...-ウィキペディア 4 タグ