駅のホームで

「別にもう どうでもよくなっちゃったからね。
結局あたしは いったい何が大切で
何を守ろうとしてたのか
もう何もかも わけわかんなくなっちゃった。」希望と絶望のバランスは
差し引きゼロだって
いつだったか あんた 言ってたよね。
今ならそれ よくわかるよ。
たしかに あたしは
何人か救いもしたけどさ
だけどその分
心には 恨みや妬みがたまって
一番大切な友だちさえ傷つけて。」
「誰かのしあわせを祈った分
他の誰かを 呪わずにはいられない。
あたしたち魔法少女って
そういう仕組みだったんだね。」
(涙を流しながら)
「あたしって ほんとバカ。」

魔法少女まどか☆マギカより。ソウルジェムが割れて、魔女化。
美樹さやか

美樹さやか 1

見滝原中学校二年生。 想いを寄せる幼馴染の手の怪我を治す為に魔法少女になるが、風見野市から来た魔法少女佐倉杏子との衝突があり、ソウルジェムの秘密を知ってしまう。祈りが呪いを生む魔法少女の運命に絶望し、ついには魔女と化した…


寄せられたコメント(5)


    阿呆の相手はしたくない - 銘無き石碑

    相手を尊敬できなくなれば、絶望がやってきて、恋は終わる。 - 銘無き石碑

    「誰かのしあわせを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない」ってセンスが悪いな。 - 銘無き石碑

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    阿呆ってずっと阿呆なんだ。学ばないんだ。 - 銘無き石碑

    甘ったれるな。 - 銘無き石碑

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