暴力で従えとったいう事か
じゃけえ暴力に屈するいう事かね
それがこの国の正体かね

漫画『この世界の片隅に(双葉社刊・下巻94~95頁)
他者を暴力で支配していた者は、自らが敗者となった時、唯々諾々と勝者に従う事を良しとする。
戦争と人間の醜い業を知ったすずさんの怒りと悲しみ。
この台詞は戦後日本の行く道を鋭く暗示しているようです。
北條すず(『この世界の片隅に』)


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