「安居、いい加減認めてやれよ。茂は、自分で闘って自分で決めて、自分で穴に降りて、記憶を頼りに出口を探して、先頭に立ってあそこを登った。自分でケガして自分でミスして、結果自分でロープを切るハメになった。自分の責任で、自分で判断した。ミスも含めて全力でまっとうした!いいか!おまえのせいなんかで死んだんじゃない!おまえを守って自分のせいで、死んだ。それはヤツにとって誇りだろ?認めてやれ。あいつはおまえの付属物じゃない。おまえの物語に出てくる脇役じゃないんだ。いい加減あいつを主役にしてやれよ」


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火クラスと水クラスを選択。安居と並ぶ実力の持ち主でライバル的存在。その観察力と注意力は安居以上である。クラスの問題児だが、冷静に物事を見極める広い視野を持つ。他者を見下す面もあるが、自分が認めた相手に対しては人間味のある態度を取る。特に安居に対しては虹子からホモ疑惑を持たれる程、目をかけその成長を見守っている。先生からは「死神」の役割を与えられていると思い込んでおり、安居にとって悪影響となるハルと花を殺害しようとした。夏Bチームとの合流後は夏Bチームのサバイバルへの適性に疑問を抱き、かつて先生たちの行った死の罠をいくつも仕掛けるが、全て失敗に終わる。蝉丸やまつりとの交流を経て夏Bチームを認めるようになり性格も多少軟化する。最終テスト時に茂がロープを自分で切った事を安居に言えずにいたが、嵐と安居のやり取りを聞いた後にその事を伝え、安居を救った。


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