1945年春、ドイツ首都ベルリンはソ連軍に包囲され、包囲外から攻撃を行える戦力を持っていたのはドイツ第12軍のみであった。

諸君には、もう一度だけ苦労してもらわなければならない。すでにベルリン、ドイツが問題なのではない、戦闘とソビエト赤軍から民衆を救うことが諸君の責務である

疲労しきった残存兵と少年兵を前に、出撃前に言った言葉
ヴァルター・ヴェンク

ヴァルター・ヴェンク 1

(1900~1982) ドイツの軍人。第二次世界大戦末期には第12軍を指揮し、ソ連軍に完全包囲されたベルリンへ向かう。ベルリン方面から避難してきた市民と敗残兵の安全確保に奔走し、25万名以上のドイツ人を西側へ避難させることに成功させた。


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