コーヒーと砂糖がヨーロッパ人の幸福にとって不可欠か否かは知らない。
しかし、この二つの生産物が世界の広大な地域に不幸をもたらしたことだけは確実。
すなわち、アメリカでは、
これらの植物を栽培する土地を求めて、人びとを追い払われ、
アフリカでは、
それらの栽培にあたるべき労働力を求めて、人びとが連行されたのである。

『甘さと権力―砂糖が語る近代史』(平凡社,1988)より。
シドニー・W. ミンツ


寄せられたコメント(1)


    コーヒー1杯、深い味わいですね☕ - ポテト

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