僕の場合は、最初に自分がやりたいことを箱にしまって鍵をかけて封印しちゃおうと決めたんです。自分がまずシナリオ技術者として、どんな注文にも応じられる能力を身につけようと。そういう職人になったときに初めて鍵を開けて“自分の初心”を取り出そうというふうに思ってたんですね。

倉本聰

倉本聰 1

1935年、東京生まれ。東京大学在学中、シナリオライターとしてデビュー。


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    - 鈴木沙彩

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