演劇の名言

演劇

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生きてくれるな、ヒーロー、その目を開けるんじゃない。
もしおまえが、今すぐに死なないと判ったら、
もしおまえの魂が、おまえの恥より強いと知ったら、
おまえを激しく責めたてた上でおまえの命を、奪わねばならない。

『空騒ぎ』

レオナート 1

メッシーナの知事

臆病者は死ぬ前に、何度も死を体験する、だが勇者はただ一度だけ死を味わう。

『ジュリアス・シーザー』

ジュリアス・シーザー（ジュリアス・シーザー） 3

原文は決して古びないが、翻訳は時代の言語感覚の変化とともに古くなる
――これは翻訳の宿命だ。

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P166

松岡和子 1

1942年生まれ。演劇評論家・翻訳家。

このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ
どちらがりっぱな生き方か、このまま心のうちに
暴虐な運命の矢弾ををじっと耐えしのぶことか、
それとも寄せくる怒濤の苦難に敢然と立ち向かい、
闘ってそれに終止符をうつことか？

『ハムレット』第３幕第１場【小田島雄志訳】

ハムレット 8

シェイクスピア作の悲劇。5幕から成り、1600年から1602年頃に書かれたと推定...-ウィキペディア

すばらし〜めーげん
- 銘無き石碑 2013-01-09 17:46:17 UTC

ハムレットの台詞大好きー - まーむ 2013-01-16 20:36:55 UTC

貧乏人けっこう。誰もお前のその貧乏を盗もうとはしないのだから

「冬の夜ばなし」より

ウィリアム・シェイクスピア 519

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある...-ウィキペディア

貧乏を楽しまなきゃねいかに節約して楽しむか? - てる 2017-01-07 16:32:29 UTC

ある一つの同じ劇を同じ配役で、
午後三時と晩の八時に観たならば、
その効果と印象の違いに驚くことになるだろう。
時間自体が一定の影響を及ぼしているのだ。

政治集会における演説からの知見

アドルフ・ヒトラー 372

オーストリア及びドイツ国の政治家、軍人、画家。文献によってはヒットラー、ヒッ...-ウィキペディア

言いながら（台詞を）思い出すんです

web R25　ロングインタビュー(r25.yahoo.co.jp)より
小堺一機へのアドバイス
普段の会話がそうでしょ、次に何を言うかはしゃべりながら考えてる。ページ単位で覚えたり言ったりしようとすると、あまりに芝居くさくなってしまう。

宮本亜門 1

1958年1月4日 -　日本の演出家

物の値打は値ぶみをする者ばかりにあるのでなしに、
物が貴い場合に価値と威厳がそなわる

『トロイラスとクレシダニ幕二場』より。
ハックスリー『すばらしい新世界』（講談社，1974）P274

トロイラスとクレシダ 2

ウィリアム・シェイクスピア作の悲劇。1602年に書かれたと信じられている。

人生は矛盾するからおもしろい

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P4

シェイクスピアがわかる。 4

確かにそれはそうなんだけれど、でも、そうでなくもある――
そんな矛盾する、どっちつかずの感情を抱いたとき、
人はもうすでにシェイクスピアの世界に足を踏み入れている。

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P5

河合祥一郎 8

日本の英文学者。東京大学総合文化研究科教授（表象文化論）。専門はシェイクスピア。...-ウィキペディア

恋に関しては絶対の自信など持てない

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P5

河合祥一郎 8

日本の英文学者。東京大学総合文化研究科教授（表象文化論）。専門はシェイクスピア。...-ウィキペディア

「賢い愚者」のほうが「愚かな賢者」よりもずっとましなのだ。

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P6

河合祥一郎 8

日本の英文学者。東京大学総合文化研究科教授（表象文化論）。専門はシェイクスピア。...-ウィキペディア

日常的な常識などにとらわれない柔軟な発想は時として
「非常識な」、「矛盾した」形をとるが、
そうした矛盾のなかにこそ人生のおもしろさや危なさがつまっている

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P6

河合祥一郎 8

日本の英文学者。東京大学総合文化研究科教授（表象文化論）。専門はシェイクスピア。...-ウィキペディア

学問を支える理性だけでは人生は語れない

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P8

河合祥一郎 8

日本の英文学者。東京大学総合文化研究科教授（表象文化論）。専門はシェイクスピア。...-ウィキペディア

人を恋することの真の意味は当然、曖昧にならざるを得ない。

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P8

河合祥一郎 8

日本の英文学者。東京大学総合文化研究科教授（表象文化論）。専門はシェイクスピア。...-ウィキペディア

「これが恋なのかしら」という問いに、どんなに学問を積んでも答えることなどできない

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P8

河合祥一郎 8

日本の英文学者。東京大学総合文化研究科教授（表象文化論）。専門はシェイクスピア。...-ウィキペディア

嫉妬は「現実」の衣を着た「妄想」であるとき最も激しくなる

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P16

蒲池美鶴 1

文学博士。

憎しみの闇を背景にしているからこそ、愛の焔はそれだけまぶしく輝くのである。

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P31

安西徹雄 1

1932年生まれ。上智大学教授。

いずこからともなくやってきて、行く末も知れずにはかなく消え去ってゆく者が、
人生という舞台でつかのまに放つ光彩は、胡散くさくまがいであり、
だが、それゆえにこそひときわ燦然としている。

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P52

高田茂樹 1

1954年生まれ。金沢大学文学部助教授。

何も経験していない詩人の作品ほど、味気ないものに違いない。

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P56

山田由紀 1

1964年生まれ。フェリス女学院大学文学部英文学科助教授。

シェイクスピアは明快に断定する、いや断定できないことを明示する

そうではあるが、そうではない

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P5

シェイクスピアがわかる。 4

シェイクスピアについて

明快に断定する、いや断定できないことを明示する

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P5

河合祥一郎 8

日本の英文学者。東京大学総合文化研究科教授（表象文化論）。専門はシェイクスピア。...-ウィキペディア

シェイクスピア作品で多用される表現

AはBであってBではない

AERA Mook 55『シェイクスピアがわかる。』（朝日新聞社，1999）P5

シェイクスピアがわかる。 4

青年トロイラスが、固く愛を誓いあったはずの恋人クレシダが別の男に媚態を示すのを見て驚愕して発する叫び

これはクレシダであってクレシダではない

トロイラスとクレシダ 2

ウィリアム・シェイクスピア作の悲劇。1602年に書かれたと信じられている。

もう、分かったやんか！ - 銘無き石碑 2021-12-25 05:35:51 UTC

哲学でジュリエットはできません

『ロミオとジュリエット』より。

ロミオ 3

モンタギューの息子。

レオナルド・デイカプリオ - さくら 2012-06-01 19:35:06 UTC

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臆病者は死ぬ前に、何度も死を体験する、だが勇者はただ一度だけ死を味わう。

原文は決して古びないが、翻訳は時代の言語感覚の変化とともに古くなる――これは翻訳の宿命だ。

貧乏人けっこう。誰もお前のその貧乏を盗もうとはしないのだから

ある一つの同じ劇を同じ配役で、午後三時と晩の八時に観たならば、その効果と印象の違いに驚くことになるだろう。時間自体が一定の影響を及ぼしているのだ。

言いながら（台詞を）思い出すんです

物の値打は値ぶみをする者ばかりにあるのでなしに、物が貴い場合に価値と威厳がそなわる

人生は矛盾するからおもしろい

確かにそれはそうなんだけれど、でも、そうでなくもある――そんな矛盾する、どっちつかずの感情を抱いたとき、人はもうすでにシェイクスピアの世界に足を踏み入れている。

恋に関しては絶対の自信など持てない

「賢い愚者」のほうが「愚かな賢者」よりもずっとましなのだ。

日常的な常識などにとらわれない柔軟な発想は時として「非常識な」、「矛盾した」形をとるが、そうした矛盾のなかにこそ人生のおもしろさや危なさがつまっている

学問を支える理性だけでは人生は語れない

人を恋することの真の意味は当然、曖昧にならざるを得ない。

「これが恋なのかしら」という問いに、どんなに学問を積んでも答えることなどできない

嫉妬は「現実」の衣を着た「妄想」であるとき最も激しくなる

憎しみの闇を背景にしているからこそ、愛の焔はそれだけまぶしく輝くのである。

いずこからともなくやってきて、行く末も知れずにはかなく消え去ってゆく者が、人生という舞台でつかのまに放つ光彩は、胡散くさくまがいであり、だが、それゆえにこそひときわ燦然としている。

何も経験していない詩人の作品ほど、味気ないものに違いない。

そうではあるが、そうではない

明快に断定する、いや断定できないことを明示する

AはBであってBではない

これはクレシダであってクレシダではない

哲学でジュリエットはできません

原文は決して古びないが、翻訳は時代の言語感覚の変化とともに古くなる
――これは翻訳の宿命だ。

ある一つの同じ劇を同じ配役で、
午後三時と晩の八時に観たならば、
その効果と印象の違いに驚くことになるだろう。
時間自体が一定の影響を及ぼしているのだ。

物の値打は値ぶみをする者ばかりにあるのでなしに、
物が貴い場合に価値と威厳がそなわる

確かにそれはそうなんだけれど、でも、そうでなくもある――
そんな矛盾する、どっちつかずの感情を抱いたとき、
人はもうすでにシェイクスピアの世界に足を踏み入れている。

日常的な常識などにとらわれない柔軟な発想は時として
「非常識な」、「矛盾した」形をとるが、
そうした矛盾のなかにこそ人生のおもしろさや危なさがつまっている

いずこからともなくやってきて、行く末も知れずにはかなく消え去ってゆく者が、
人生という舞台でつかのまに放つ光彩は、胡散くさくまがいであり、
だが、それゆえにこそひときわ燦然としている。