名言・語録一覧

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軍人は小児に近いものである。英雄らしい身ぶりを喜んだり、
いわゆる光栄を好んだりするのは今さらここに言う必要は無い。
機械的訓練を貴んだり、
動物的勇気を重んじたりするのも小学校にのみ見うる現象である。
殺戮をなんとも思わぬなどはいっそう小児と選ぶところはない。
ことに小児と似ているのは喇叭や軍歌に鼓舞されれば、
なんのために戦うかも問わず、欣然と敵に当たることである。

『侏儒の言葉』岩波文庫15頁
（引用は1984年12月20日発行版に拠る）
芥川龍之介 名言数 42

日本の小説家。本名同じ、号は澄江堂主人（ちょうこうどうしゅじん）、俳号は我鬼。 ...-ウィキペディア

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軍人は最後の最後まで過早の死を求めず、戦うのが務めというものだ。百姓がクワを持つのも、兵が銃を握るのも、それが務めであり、務めは最後まで果さんならんは同じこと。務めを果す時は誰でも鬼になる。ましてや戦じゃけん。鬼にならんで、できるものじゃなか。

1944年11月24日、自決直前に語った最後の言葉。
中川洲男 名言数 1

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軽さを出すためには、“セリフを身に着けた”程度じゃまだまだ鎧を着けたように重い。
ロレったり、不明瞭だったり、自由自在にはほど遠い。覚えることで、1枚1枚脱いで軽くしていく。鎧をブルゾンに替え、Tシャツにし、上半身裸に、
最後にはふんどし一丁。
いや血、肉を通して内臓に叩き込まないと、セリフは軽く出てこない。

web R25　ロングインタビュー(r25.yahoo.co.jp)より
津川雅彦 名言数 5

1940年1月2日 -　日本の俳優

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