0 コメント数 シェア 日本駄右衛門に男と見破られて言うせりふ帯を解いて赤い襦袢をはだけてバタバタとあおぎ、浜松屋の番頭らが「どこの馬の骨か知らねえ」というのを受けて 知らざあ言って聞かせやしょう 「弁天娘女男白浪」「白浪五人男」より。 5 タグ
0 コメント数 シェア べらぼうめ。男と見られたうえからァ、窮屈な目するだけ無駄だ。もし、お侍さん、御推量の通りわっちァ（私）男さ。どなたもまっぴら御免なせえ。番頭、煙草盆貸してくれ 「弁天娘女男白浪」より。 4 タグ
0 コメント数 シェア さてその次は江の島の岩本院の児あがり、ふだん着慣れし振袖から髷も島田に由井ヶ浜、打ち込む浪にしっぽりと女に化けた美人局、油断のならぬ小娘も小袋坂に身の破れ、悪い浮名も竜の口土の牢へも二度三度、だんだん越える鳥居数、八幡様の氏子にて鎌倉無宿と肩書も、島に育ってその名さえ、弁天小僧菊之助 「白浪五人男」より。 4 タグ
