豊かなはずの日本人が、
子供をもつことのコストが高すぎる
というので子供の数を減らしているとすれば、
それは古典派が考えている通りに、日本の貧しさの証明なのではないか。

日本は豊になって所得が増えたけれども、
子供のコストも高くなって、
子供がつくれないほど貧しくなってしまったのである。

竹内 靖雄

「日本の終わり」より

竹内 靖雄

1935年、高知県生れ。東京大学経済学部卒業、同大学院博士課程修了。現在成蹊大学経済学部教授。経済思想史・経済倫理学専攻。著書に『正義と嫉妬の経済学』

     

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